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ブラックリストの確認方法!無料でできる?スマホやアプリが便利!

ブラックリストの確認方法!無料でできる?スマホやアプリが便利!

自分の情報がブラックリストに載っていないか、不安なかたはいらっしゃいませんか。載っているのなら、どのような影響があるか気になるところですよね。

信用情報機関に「開示請求」を行うと、いわゆるブラックリストかを確認できます。無料ではないものの、手数料は1,000円程度です。スマホでも簡単に請求できますので、気になるならチェックしてみましょう。

本記事では、信用情報機関(CIC・JICC・KSC)のブラックリストを確認する方法や書類の見方、ブラックリストに登録されるデメリットなどを紹介しますので、ぜひご覧ください。

記事制作:暮らしのすぱいす株式会社

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Table of Contents

ブラックリストとは?

ブラックリストとは?

借金がある人にとって気になるのが「ブラックリスト」です。気にはなるものの、具体的にどのようなものか知らないかたも多いでしょう。

一般的に、ブラックリストとは「信用情報機関に登録されている事故情報(異動情報)」のことです。また、携帯キャリアや事業者が、自社で所有している独自のブラックリストを意味する場合もあります。

上記のうち自分で確認できるのは、信用情報機関の情報のみです。

信用情報機関のブラックリストは無料で確認できる?

信用情報機関のブラックリストは無料で確認できる?

残念ながら、無料でブラックリストを確認する手段はありません。

「クレジットカードやカードローンに申し込んでみる」といった方法はあるものの、不確実です。また、確認したいからと立て続けに新規申し込みを行うと、信用情報に影響してしまいます。

費用はかかるものの、信用情報機関で開示請求をする方法がおすすめです。

信用情報機関別・ブラックリストの確認方法

信用情報機関別・ブラックリストの確認方法

確認が必要なら、信用情報機関に「情報開示請求」を行います。信用情報機関の種類は次の3つです。

名称加盟会員
CIC(株式会社シー・アイ・シー)クレジットカード会社・信販会社など
JICC(株式会社日本信用情報機構)消費者金融・クレジットカード会社など
KSC(全国銀行個人信用情報センター)銀行・信用金庫・信用組合など

3つの信用情報機関で情報開示請求を行う方法を紹介しますので、参考にしてください。

なお、いずれも2024年10月の情報です。情報開示の方法は変更になる可能性がありますので、くわしくは公式サイトで確認しながら手続きを進めましょう。

CICのブラックリストを確認する方法

CIC(株式会社シー・アイ・シー)の情報開示の方法は次の2つです。

  • インターネットで開示(500円)
  • 郵送での開示手続き(1,500円)

方法について、さらにくわしく解説します。

インターネットでの開示手続きの方法

インターネットでの情報開示の方法は次のとおりです。

  1. 利用環境や支払い方法に問題ないか確認する
  2. クレジット契約時の電話から、所定の電話番号にかけて「受付番号」を取得する
  3. 取得した受付番号と、受付番号を取得した電話番号を入力して認証コードを取得する
  4. 必要事項を入力する
  5. 利用手数料(500円)を決済する
  6. パスワードを入力して開示報告書を確認する

サービス時間は年末年始を含む8:00~21:45で、利用手数料は500円です。利用手数料は、クレジットカード・デビットカード・キャリア決済のいずれかでの支払いになります。

(参考)インターネットで開示する|情報開示とは|指定信用情報機関のCIC

郵送での開示手続きの方法

CICの郵送での開示手続きは、次の4ステップです。

  1. 用紙をダウンロードして印刷し、必要事項を入力する
  2. 手数料(1,500円)を準備する(コンビニの開示利用券またはゆうちょ銀行の定額小為替証書)
  3. 本人確認書類を準備する
  4. 必要書類と手数料をまとめ、郵送開示センターに郵送する

手数料は1,500円です。郵送後、10日ほどで開示報告書が届きます。お急ぎのかたは、PCまたはスマートフォンからのインターネット開示手続きが便利です。

(参考)郵送で開示|情報開示とは|指定信用情報機関のCIC

JICCのブラックリストを確認する方法

JICCでの開示請求の方法は、次の2つです。

  • スマホ申込(1,000円)
  • 郵送での手続き(1,300円)

JICCでの申し込み方法も見ていきましょう。

スマホ申込での開示手続きの方法

JICCでは、手軽なスマホの専用アプリを使った申し込みがあります。

  1. アプリをダウンロードして、トップページに表示されている「信用情報開示の申込」を選択する
  2. クレジットカードと電話、または本人確認書類で認証を行う
  3. 氏名や生年月日などの申込情報を入力する
  4. クレジットカード・オンライン収納代行・携帯キャリア決済のいずれかで手数料(1,000円)を払う
  5. アプリか本人限定受け取り郵便で結果を受け取る

手数料は1,000円で、郵送よりも300円お得です。スマートフォンをお持ちなら、ぜひ活用してみましょう。

(参考)本人による開示申し込み(スマホ申込) | 開示を申し込む | 開示サービス | 日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関

郵送での開示手続きの方法

手続きの流れは以下のとおりです。

  1. 本人確認書類のコピーを2点用意する
  2. 信用情報開示申込書に必要な情報を入力したうえで、QRコードつきの開示申込書を印刷する
  3. コンビニで郵送開示利用券(1,300円)を購入する
  4. 必要書類をJICCに郵送する

手数料は1,300円で、結果が届くまでにかかる日数の目安は7~10日です。時間がかかりますので、急いで確認したい場合は早めに手続きしましょう。

(参考)本人による開示申し込み(郵送等) | 本人による開示申し込み(スマホ申込) | 開示を申し込む | 開示サービス | 日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関

KSCのブラックリストを確認する方法

KSCでの本人開示手続きは、次の2つです。

  • インターネットで開示する(1,000円)
  • 郵送で開示する(1,679~1,800円※コンビニより変動)

KSCでの開示方法も、それぞれ解説します。

インターネットでの開示手続きの方法

KSCのインターネットでの開示手続きには、PCまたはスマートフォンが使えます。

  1. メールアドレスを登録する
  2. 申込情報を入力する
  3. スマートフォンとアプリで本人確認を行う
  4. 手数料(1,000円)を支払う(クレジットカード・デビットカード・携帯キャリア決済・PayPay)
  5. 開示報告書をダウンロードする

手数料は1,000円です。開示報告書は10日以内にダウンロードしてください。ダウンロード後の書類は、ほかの人に見られないよう注意しましょう。

(参考)本人開示の手続き | 全国銀行個人信用情報センター | 一般社団法人 全国銀行協会

郵送での開示手続きの方法

KSCも郵送での開示手続きが可能です。次の手順で開示請求を行いましょう。

  1. 登録情報開示申込書、本人開示・申告手続き利用券・本確認書類2点の写しを用意する
  2. 用意した書類をKSCに郵送する

手数料は1,500円で、コンビニの発券手数料が発生します。発券手数料はコンビニによって違い、以下のとおりです。

コンビニ名発券手数料合計金額
セブン‐イレブン179円1,679円
ローソン・ミニストップ・ファミリーマート300円1,800円

書類を送ると7~10日ほどで開示報告書が届きます。

(参考)郵送による開示手続 | 本人開示の手続き | 一般社団法人 全国銀行協会

開示報告書の見方

開示報告書の見方

届いた開示報告書の見方がわからず、お悩みのかたも多いでしょう。数字や記号が使われているため、見方がわからないと感じるのも無理はありません。

そこで、信用情報機関別に、開示請求でチェックするおもなポイントも解説します。

CICの開示報告書の見方

CICの書類で確認したい情報は次の4つです。

  • 保有期限
  • 返済状況
  • 支払い遅延の有無
  • 入金情報

保有期限とは「登録された事故情報が削除される日付」です。完済して保有期限を迎えると、情報が削除されます。

異動の有無について記載されているのが「返済状況」欄です。長期の支払い遅れ・代位弁済・破産手続きの開始などがあると、返済状況に「異動」と登録されます。

CICの開示報告書で気をつけておきたいのが、支払い遅延の有無です。まだ事故情報ではない支払いの遅れがあると、その旨が表示されます。返済遅れがないか確認できる欄が「入金状況」です。

JICCの開示報告書の見方

JICCの開示報告書を見るときチェックするポイントは、次の2つです。

  • 異動参考情報等
  • 完済日・契約日

「異動参考情報等」には、延滞・債権回収・破産申し立てなどの情報が記載されます。すでに終了した契約に対する情報が「完済日・終了日」です。異動情報は登録から5年で削除されます。

KSCの開示報告書の見方

KSCの開示報告書で見るべきポイントは次の3つです。

  • 残債額・入金区分
  • 返済区分・完了区分
  • 官報情報

「残債額・入金区分」では、入金に関する情報が、記号を使って説明されています。残債額・入金区分に〇印があるのは、請求の全額以上の入金がある状態です。〇印ならクレジットカードやローン審査に影響しないでしょう。

「返済区分」に延滞と表示されていると、異動情報が登録されています。また、「完了区分」に代位弁済・保証履行・強制解約手続きといった債務整理関連の表示がある場合も、ブラックリストの状態です。

破産手続きや民事再生手続きを開始していると、「官報情報」に記載されます。

ブラックリストに載ることで考えられるデメリット

ブラックリストに載ることで考えられるデメリット

たとえブラックリストに載ったとしても、情報を確認できるのは貸金業者・金融機関・事業者のみです。ブラックリストに載ったからといって、家族に直接知られることはありません。ただし、ブラックリストに載ると次のようなデメリットがあります。

  • クレジットカードやローンの新規契約ができなくなる
  • クレジットカードが停止される
  • スマートフォンの割賦契約ができなくなる
  • ローンの保証人になれない

デメリットによって家族に借金がバレる可能性もあるでしょう。4つのデメリットについて、それぞれ解説します。

クレジットカードやローンの新規契約ができなくなる

ブラックリストに載った状態になると、クレジットカードやローンの新規契約はできません。カードローンやフリーローンだけでなく、住宅ローンや車のローンも契約できなくなります。

住宅や車など大きな買い物を検討しているかたは、ブラックリストに載らないよう気をつけましょう。登録されているのが確実なら、現金での購入など、クレジットやローン以外の方法を検討する必要があります。

クレジットカードが停止される

ブラックリストに載った状態だと、通常はカード会社が信用情報を確認するタイミングでクレジットカードが停止されます。使えているカードがあったとしても、更新できない可能性が高いでしょう。

注意しておきたいのが、家族カードやETCカードです。クレジットカードが停止されると、付帯するカードも使えなくなります。その結果、家族に借金がバレてしまうかもしれません。

スマートフォンの割賦契約ができなくなる

ブラックリストに載ると、スマートフォンの割賦払いもできなくなります。割賦払いとは、「代金の支払いを分割して払う」という条件の販売方式のことです。金融機関から融資を受けるローンとは違い、割賦払いでは事業者に対して分割で料金を支払います。

スマートフォンやタブレットなどの代金は、月々の利用料金と一緒に割賦払いで支払う方法が一般的です。審査に落ちると割賦払いはできないため、現金一括での購入を考える必要があります。

保証人・連帯保証人になれない

ブラックリストに載ると、保証人・連帯保証人にはなれないため注意が必要です。

銀行からの融資だけでなく、賃貸借契約や奨学金などの保証人にもなれません。なぜなら、保証人や連帯保証人には、十分な返済能力が求められるためです。

家族や親戚に頼む・機関保証を利用するなどの方法を考える必要があります。

ブラックリストに載ってしまうのはなぜ?

ブラックリストに載ってしまうのはなぜ?

デメリットが多いため、ブラックリストには載らないよう気をつける必要があります。そこで知っておきたいのが、ブラックリストに載る理由です。おもな理由には次のようなものがあります。

  • 延滞や滞納がある
  • 債務整理を行った
  • 短期間で複数のクレジットカードやローンに申し込んだ
  • 借金の過払い金請求をした
  • クレジットカードを強制解約された

理由について、対策と併せて紹介します。

延滞や滞納がある

支払いに延滞や滞納があると、ブラックリストに載ってしまうでしょう。登録される可能性があるのは、カードローン・クレジットカード・スマートフォンの割賦払いなどの返済遅れです。ただし、月々の返済が数日遅れただけでブラックリストに載ることはないと考えられます。

信用情報に影響するのは以下のような状況です。

  • 61日以上にわたって返済を遅延した
  • 3か月連続で返済が遅れた
  • 督促状が届いてからの返済が続いている

期日に遅れたときは可能なかぎり早く返済しましょう。返済遅れが続かないよう注意することも大切です。

債務整理を行った

債務整理も、ブラックリストに載る理由のひとつです。任意整理・自己破産・個人再生などの債務整理をすると、信用情報機関には「異動情報(事故情報)」が登録されます。

債務整理後は、一定の年数が経たないと異動情報が消えません。異動情報が消えるまではローンやクレジットカードの審査に通らなくなるため、債務整理は慎重な検討が必要です。

債務整理については別の記事でくわしく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。

⇒債務整理・任意整理すると住宅ローンは組めなくなる?審査のポイントや注意点も解説

短期間で複数のクレジットカードやローンに申し込んだ

短期間で複数の業者に審査を申し込んだ情報も、信用情報機関に登録されます。この状態が「申し込みブラック」です。状況から「お金に困っている可能性がある」と判断されるため、注意しなくてはなりません。

申し込みブラックになっても、おおよそ6か月経過すると情報が削除されます。クレジットカードやローンの審査に落ちたら、6か月以上過ぎてから次の申し込みを行いましょう。

完済前の借金で過払い金請求をした

過払い金請求もブラックリストに登録されます。ただし、信用情報機関に登録される対象となるのは、完済前の借金での過払い金請求です。

完済した借金で過払い金請求を行っても、信用情報機関には登録されません。過払い金請求をする場合は、タイミングに注意しましょう。

クレジットカードを強制解約された

クレジットカードの強制解約もブラックリストに登録されます。強制解約の理由は、支払いの遅れだけではありません。

  • クレジットカードを他人に貸した
  • ショッピング枠を現金化した
  • 年収や職業で虚偽の申告をした

クレジットカードの貸与やショッピング枠の現金化は、不正利用にあたるため、強制解約の対象です。自分の信用情報を守るためにも、不正利用や虚偽申告はやめましょう。

自分のブラックリストを消す方法はある?

自分のブラックリストを消す方法はある?

残念ながら、ブラックリストを消す方法はありません。登録が消えるまで、一定の期間待つ必要があります。

債務整理の種類信用情報が登録される期間
任意整理完済から5年
個人再生完済から5年(KSCは5年または7年)
自己破産破産手続き開始から5年(KSCは7年)

ただし、登録内容に間違いがあるときは異議申し立てが可能です。異議が認められると、信用情報機関での登録情報が修正されます。

ブラックリストと住宅ローンについて紹介している記事もありますので、ぜひご覧ください。

⇒ブラックリストに載っても住宅ローンは組める?審査への対策を紹介

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ブラックリストで住宅ローン審査が不安なかたは「暮らしのすぱいす」へ相談!

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「暮らしのすぱいす」に相談するメリットや、相談の流れを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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